けっぱなずく(2) (鳥取の方言)
失敗する。しくじる。 事業にけっぱなずいた(事業に失敗した)「けっぱんずく」とも。
〜けりゃー (鹿児島の方言)
〜だったんだ〈終助詞〉。 きょーでじゅーにねんに、なっとったけりゃー(今日で一二年になっていたんだ)古語の「けり」に由来。意外な事実に気づいたときに使う。
けんずい (滋賀の方言)
小昼。中間の食事。 昼、たんとくてなガら、もーはい、けんずい待ちしとる(昼にはたくさん食べていながら、も早、小昼待ちをしていよる)
こうねん (香川の方言)
立ち入った内容。 あの人はこうねん〈たれ〉で弱る(あの人は何事も必要以上にいわく因縁を言って困る)
こらえて (滋賀の方言)
勘弁して(おくれ)。 ほっこりすまんこっちゃ。どーか、こらえとくれ(全く以って済まない事だ。どうか勘弁しておくれ)
ごくやすみ (埼玉の方言)
食事後の休み。 ごくやすみしなきゃーからだに毒だいな(食事後の休みをとらなくてはからだに良くないな)
さばくっ (佐賀の方言)
仕事が捗る。 仕事ばあんのすっぽにたのーじみたばってんが、ちーにさばけん(仕事をあの怠け者に頼んでみたけれど、ちっとも捗らない)
さばる(2) (島根の方言)
とりかかる。 やーやと、仕事にさばるやーな(ようやく仕事にとりかかるようだ)
ざっかけ (千葉の方言)
おおざっぱ。 あら仕事がざっかけだね(あの人は仕事がおおざっぱだね)
ざまくな(1) (島根の方言)
粗雑な。 ざまくな仕事はすんな(いいかげんな仕事をするな)