おさがり(2) (京都の方言)
神仏への供え物を下げたもの。 これ地蔵盆の御下がりやさかい、みなさんでおあがりやす(これは地蔵盆のお供えを下げたものですので、みなさんで召し上がってください)
きんきん (宮崎の方言)
正座。 なんなんさんのまえじゃ、きんきんせんといかんよ(仏様の前では正座をしなければいけないよ)
ごっくーさん (佐賀の方言)
神仏に供える飯。 水あび行くときゃ、ごっくーさんくーて、手にゃ唾つけち行かんかい(水泳に行くときは、お供えの飯を食べて手に唾をつけていきなさい)「御供」。
しんぜる (群馬の方言)
神仏にお供えする。 毎朝仏さんにご飯しんぜるんはおばーさんだいのー(毎朝仏様にご飯をお供えするのはおばあさんですよ)
たばる (奈良の方言)
神仏の前から供物を下げて戴くこと。 仏さんの団子たばってきてよばれようか(仏壇に供えてある団子を下げてきて、食べようか)
にょんにょさま (宮城の方言)
神仏をいう幼児語。 にょんにょさまさ、てぇあしぇろ(神様に手を合わせなさい)神仏、日・月など尊ぶべきものを意味する古語「ののさま」の転。
はばぎぬ (岩手の方言)
旅行したり、遠い神社仏閣の参詣を終えたりして帰った時の慰労の宴。 こんにゃ、はばぎぬギしてやるがらな(今晩は、慰労の宴会を開いて上げるからね)
まんまんさん (滋賀の方言)
仏様。円いお月様。〈幼児語〉 こりゃ。ごえんさんの横にちんして、まんまんさんを拝まんせ(これこれ。住職さんの横に座って、仏様を拝みな)