あずる (広島の方言)
てこずる。あがく。難儀する。 近頃、着物めったにきんけー、着付けにあずってしもーた(近頃、着物をめったに着ないから着付けにてこずってしまった)
あらえまで (茨城の方言)
食事の後、食器などを洗い片づけること。 あらえまでやんなくちゃなんねんだよ(食事の後片付けをしなければならないんだよ)
あんちゃ (福島の方言)
【浜通り】姉。【中通り・会津】兄。 はるみあんちゃ(はるみ姉さん)ひろしあんちゃ(ひろし兄さん)名前の後に付けて親しみを込める。「兄」は「あんにゃ」とも。
いっぺこっぺ (鹿児島の方言)
たくさん。 いっぺこっぺ、さるっもした(あちらこちらたくさん歩き回りました)「いっぺいっぱい」に語呂合わせで「こっぺ」を付けたもの。
おいし (山梨の方言)
あなた。 おいしも体に気を付けれよ、はい若くはないどーよ(あなたも体に気を付けてよ、もう若くはないのだよ)
くそへび (岩手の方言)
まむし(蝮)。 このやまあるぐどぎ は[ha]、くそへびさきつけろ(この山を歩く時は、まむしに気を付けなさいよ)
くるめる (高知の方言)
しまい込んで片付ける。 おもちゃを出しっぱなしにせんとくるめちょき(おもちゃを出しっぱなしにしないでしまっておきなさい)
さかむけ (奈良の方言)
手の爪の付け根の皮膚が細長くむける症状。 あんたは親不孝やさかいにさかむけいくねんで(あなたは親不孝なので、手の爪の付け根の皮膚が細長くむけるだよ)
しかう (高知の方言)
柄などを付ける。 えがぬけたけんしこーちくり(柄が抜けたから付けてくれ)
しし (富山の方言)
筋肉。 かっだにししつけんにゃあかん(身体に筋肉を付けなくてはいけない)