はいも (岩手の方言)
里芋。 こどしのはいも、でぎいーでねが(今年の里芋の出来は良さそうではないかな)
はだっこ (岩手の方言)
たこ(凧)。 きょ は[ha]、てんきいいすけぁ、はだっこあゲできるじぇ(今日は天気が好いから、凧あげが出来るよ)
ばが (宮城の方言)
ものもらい。 右のまなぐさばが出で、おっきぐなってきた(右目にものもらいができて、大きくなってきた)
ばってん (福岡の方言)
〜だが。 かいげいったばってん、手のでらんやった(買いに行ったけど、手が出なかった)
ひかり (大分の方言)
出し合い会飲。 今度ん飲み会やーひかろうかやー(今度の酒盛りはひかりでやろうかねえ)公平な割り勘とは違う、一種の傾斜配分。動詞は「ひかる」。
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…
ひっちょる (栃木の方言)
背負う。負う。 赤っこをひっちょくって野良仕事に出てった(赤ちゃんを背負って野良仕事に出て行った)
ひっとずる (長崎の方言)
ちょっと出る。 頭のひっとでとる(頭がちょっと出ている)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ひなか (兵庫の方言)
半日〈主に午前〉。 ひなかだけ出てくれたらえーから頼むわ(半日だけ出てくれたらいいから頼むよ)
ひょーぐる (群馬の方言)
〈水などが〉勢いよく噴き出す。 ホースから水がひょーぐっておーごとしたよ(ホースから水が吹き出して大変だったよ)