まれっこ (神奈川の方言)
まいご(迷子)。 こんな、くれー時に出てって、まグれっ子になんなよ(こんな暗い時に出て行って、迷子になるなよ)
ますぼり (福岡の方言)
へそくり。 もとは米などをためておいて臨時の出費の時に使うこと。
むくる (滋賀の方言)
沸騰する。 むくった湯をいれたら、茶ガ出くってまうでー(沸いた湯をいれたら、お茶が濃く出てしまうよ)
めめくる (栃木の方言)
芽差す。芽ぐむ。 春んなってめめくるのがはえー草は、もじぐさだんべー(春になって芽を出すのが早い草は、蓬(よもぎ)でしょう)
めめぐる (茨城の方言)
芽を出す。 まーた、めめぐんねな、ほっくりかえしてみでみっか(まだ、芽を出さないね、掘り出して見てみようか)
めーめーこーじ (神奈川の方言)
かたつむり。 めーめーこーじ、やー、こーじ、つのー出せ…(かたつむりよ、角を出せ…)子どもがかたつむりに声をかけて遊んだ歌。触覚をもつこの虫の形状を「角のあるこーじ(子牛)」に見立てた。
もる (滋賀の方言)
摘み取る。 お蚕さん上ガるまで毎朝、気ばって桑もりや(蚕が上(じょう)蔟(ぞく)するまで毎朝、精出して桑摘みだ)
もんこ (岩手の方言)
お化け。 あんまり、ねぁでるど、もんこででくるぞ(あんまり泣いていると、お化けが出てくるよ)
もーあしびー (沖縄の方言)
農村で若い男女が夕食後、野原に出て三線を弾いて歌ったり語ったりなどして遊ぶこと。 にーしぇーたーが もーあしびー そーん(青年達がもーあしびーしている)もーあしびーが いちゅん(もーあしびーに行く)「…
やし (山口の方言)
ずるいこと。インチキ。 じゃんけんのおそだししたやろー、やしくりんなーや(じゃんけんの遅出しをしただろー、ずるいことをするな)