おいだし (鳥取の方言)
解熱剤。 かぜを引いて熱が出たけー、おいだしを飲んだ(風邪を引いて熱が出たので、解熱剤を飲んだ)「ぎゃーけ」とも。
おくもじ (香川の方言)
菜っ葉の漬物。 おくもじ、はよだしていた(菜っ葉の漬物を早く出せ)
おぞい(2) (福井の方言)
恐ろしい。 急に、さるぁでてきておぞかった(急に猿が出てきて恐ろしかった)嶺北では「おとろしー」、嶺南西部では「きょーとい」。
おたたさん (愛媛の方言)
桶を頭に載せ、魚の行商をする女性。 誰まりにおたたさんの真似が出来るかや(誰も彼もにおたたさんの真似が出来るわけがない)
おだんな (山梨の方言)
夫。主人。 今日うちのおだんなはむじんで出かけてるじゃん(今日うちの夫は飲み会で出かけているんですよ)
おちゃおけ 【お茶請け】 (東京の方言)
「おちゃうけ」の転。 三時になるとお茶おけが出た
おっこーな (高知の方言)
面倒な。大儀な。 もーばんごはんもすんだき、これから出かけるのはおっこーな(もう晩ご飯もすんだから、これから出かけるのは面倒くさい)
おつもり 【お積り】 (東京の方言)
酒がなくなること。 〈銚子をとってつぐ、出ない〉何だ、もうおつもりかこれでおつもりにしよう
おとち (兵庫の方言)
こわがり。 この子おとちで、夜そとによーでーへんねん(この子は恐がりで夜そとに出られないんだよ)
おとろし (和歌山の方言)
恐ろしい。 ゆーれんでた、おとろしよう(幽霊が出たら恐ろしいよう)