ごもくた (鳥取の方言)
ごみ。 ごもくたを出すときは、何でもかんでもまぜこぜにしてはいけんよ(ごみを出すときは、何でもかんでも一緒にしてはいけないよ)
ごんごんちー (山口の方言)
妖怪。幽霊。 ゆうこときかんと、ごんごんちーがでるよ(言うことを聞かないとお化けが出るよ)幼児語。
ごんす (滋賀の方言)
来なさる。 『ごんせ食堂』の看板の脇道から、まっすグごんせ(『ごんせ食堂』の看板の脇道から、真っ直ぐにお出で)
さいこやく (三重の方言)
不要な口出しする。 あさからばんまでさいこやいてござるわ(朝から晩まで余計な世話焼いておいでだよ)
さげ (岩手の方言)
さえ。 おれさげでぎっから、おめだば、もっとかんたんだべ(私さえ出来るのだから、あんたならもっと簡単だろう)
さるく (長崎の方言)
歩く。歩き回る。 たまにゃそとさんでてさるかんねー(たまには外へ出て歩きなさいねぇ)
ざまくな(2) (島根の方言)
見苦しい。 ざまくなふーで、でかけちょー(見苦しい格好で外出している)
しくた (三重の方言)
出来損ない。 しくたみたいなはながあがっとったが(出来損ないのような花がお墓にあがっていたわよ)雨の降ったりやんだりを「しくたびより」という。また、一人前でない人を指して「ひとりだけしくたがおるなー」…
したっけ (北海道の方言)
そうしたら。 きのー町いったさ。したっけ友達にあったんだ(昨日町に行ったさ。そうしたら友達に出会ったよ)
しゃっちで (長崎の方言)
何が何でも。無理にでも。 雨んふっとに、しゃっちで出かけんでもよかろーに(雨が降るのに無理に外出しなくてもいいだろうに)