あかちょかべ (長崎の方言)
あーかんべ。 熊本県民謡「おてもやん」に出てくるお囃子「あかちゃかべっちゃか ちゃかちゃかちゃ」の前部分と関係があるかもしれない。
あかる (福井の方言)
中身がひっくり返って出る。 ゆれて、なかみぁあかってもた(揺れて中身がひっくり返って出てしまった)
あさっぱか (群馬の方言)
朝食前の早い時間にする仕事。 くれーに起きてあさっぱかによく出たよ(暗いうちに起きて早朝仕事によく出たよ)
あずる (岡山の方言)
もがく。動き回る。 あずるばーしょーたら風邪引くが(動いて布団から出てばかりいたら風邪を引くよ)
あっかあっか (栃木の方言)
冷や冷やする。 何をいー出すかわがんねーと思って、あっかあっかしてたよ(何を言い出すかわからないと思って、冷や冷やしてたよ)
あっぺ (奈良の方言)
大便〈幼児語〉。 しっかりきばってあっぺ出しなはれ(しっかりきばって大便をしなさい)
あへない (石川の方言)
恥ずかしい。 失敗したもんで、あへなて、人前でられんわ(失敗したから恥ずかしくて人前に出られないよ)「あいへんない」とも。
あまみ (富山の方言)
火に当たって、皮膚にできる斑点。 あまみができてしもた(火だこが出来てしまった)
あわだくる (鳥取の方言)
冗談をいう。くだをまく。 仕事を放り出して、あわだくって遊んでおる(仕事をしないで冗談言って遊んでいる)「うだーくる」「うだおくる」とも。
あんじだす (宮城の方言)
思い出す。 さぇふ、どごさほろったがおぢづいであんじだしてみさえ(財布をどこに落としたのか落ち着いて思い出してごらんなさい)