ひなか (兵庫の方言)
半日〈主に午前〉。 ひなかだけ出てくれたらえーから頼むわ(半日だけ出てくれたらいいから頼むよ)
ひんのめー (福島の方言)
午前中。 この仕事は、ひんのめーにでがす(この仕事は、午前中に仕上げる)
びんちょ (千葉の方言)
対のものが揃っていないこと。 おめー靴下びんちょに履いてるぞ(お前が履いている靴下は左右揃っていないぞ)
へっ (鹿児島の方言)
肩から背中にかけての部分。 へっがでよた(肩こりが出た)へっがまえきた(肩こりが前へきた、前の方まで痛くなった)「へき」の変化した語。
へっちょ (愛媛の方言)
見当違いの方。 へっちょ見よらんと、前向いとらないかんぞな(あさっての方を見るんじゃなくて、前を向いてなきゃだめだよ)
ほ(ー)や (福井の方言)
そうだ。 ほーやー、おめのゆーとーりやって(そうだ、お前の言うとおりだよ)
ほでくてねぁ (岩手の方言)
雑然として混乱している。 おめぁのしゃべるごど、はっぱりほでくてねぁ(お前の言うことはごちゃごちゃしていて、訳が分からない)
ぼっこ (福島の方言)
下駄にくっつく雪。 玄関の前でぼっこ落どせ(玄関の前で履物の雪を落とせ)
まえで (長野の方言)
空間的な前。 スーパーのまえでに、郵便局ガある(スーパーの前に郵便局がある)
まぐまぐでう(2) (山形の方言)
あたふたする。 めのすゴど終わってねなさ、つギがらつギえどすゴどきで、まぐまぐでう(前の仕事が終わっていないのに次から次に仕事が来てあたふたする)