くき 【群来】 (北海道の方言)
魚群が岸に押し寄せる。 もうなんじゅーねんもくきなんてねぐなった(もう何十年もくきなんてなくなった)特にニシンが産卵、放精のため海岸近くに押し寄せること。
くにしゅー 【国衆】 (北海道の方言)
本州などからの移住の同郷人。 ここは阿波のくにしゅうばっかりだ(ここに住んでいるのは阿波の国衆ばかりだ)「南部衆」「越後衆」などとも言った。
けあらし (北海道の方言)
水蒸気の大量発生。 あすこだらよぐけあらしにがって難儀するんだ(あすこはよくけあらしで難儀するんだ)海水と空気の温度差による。
けっぱる (北海道の方言)
がんばる。 けっぱれ、けっぱれ(がんばれ、がんばれ)
げれっぱ (北海道の方言)
最下位。びりっけつ。 かけっこてばいつもげれっぱさ(かけっこと言えばいつも最下位さ)「げれ」「げっぱ」とも。
げんや 【原野】 (北海道の方言)
自然のままで未開墾の原。 北海道にはげんやがいっぱいある(北海道には原野がたくさんある)
こわい (北海道の方言)
疲れてきつい。 雪なゲしたら、あーこわい(雪除けをしたら、ああきつい)
ごしょいも (北海道の方言)
馬鈴薯。 うちの菜園でごしょいもいっぱいとれたさ(うちの菜園で馬鈴薯がたくさん採れたよ)やや古い言い方。
ごっぺかえす (北海道の方言)
大失敗する。 やーや、ゆーべ酒のみすギてごっぺかえした(いやあ、昨夜は酒を飲み過ぎて大失敗しちゃった)
さきり (北海道の方言)
組み合わせた丸太。 にしん場ではさきりいっぺ使ったもんだわ(にしん場ではさきりをたくさん使ったものだよ)魚を干すために使う。