えげる (岐阜の方言)
飽きる。 まーにち、おんなじよーなおかずばっかじゃが、おんしえげへんか(毎日、同じような副食ばかりで、あなたは飽きませんか)
ごろたひく (香川の方言)
おおいびき。 あれと同じ部屋はいやでぇ、ごろたひくけん(大いびきをかくので、同部屋はお断り)
しわい (山口の方言)
しつこい。 お母さんはおんなじことばっかりゆーけー、ぶちしわいっちゃ(お母さんは同じことばかり言うから、とてもしつこいよ)
じげ (兵庫の方言)
同じ村。地元。 じげにおっても挨拶もしくさらん(同じ村にいても挨拶もしない)
たる (和歌山の方言)
飽きる。 おんなじことばっかりで、たってくる(同じことばかりで飽きてくる)
ついな (愛媛の方言)
同じ。そっくりな。 親子で、ついな柄にしたんよ(親子で同じ柄にしたんだよ)
つっぺ (山口の方言)
引き分け。同じ。 この勝負はつっぺじゃのー(この勝負は引き分けだね)
ねちこい (岐阜の方言)
くどい。 なんやしらんおんなじことなんけーも言って、ねちこえやっちゃなー(何か分からないが同じことを何回も言ってしつこい奴だなー)
ぱん (鹿児島の方言)
食わん。 ぱんなぱん(パンは食べない)「くわん→くゎん→ぱん」と変化したもの。同じように「食う」は「ぷ」、「食え」は「ぺ」となる。
ひらくち (大分の方言)
〈改まった言い方でなく〉ふだんのもの言い。 あんしはひらくちじ話すきー話がゆーわかる(あの人はふだんの平易な話し方をするから話がよくわかる)同じ語形で「マムシ」の意もある。