おんしゃ (和歌山の方言)
お前。貴様。 ごてごてぬかすな。おんしゃ、なにさらしてけっかんな(ごちゃごちゃ言うな。お前、何をしてやがるんだよ)
かたた (和歌山の方言)
かたつむり。 かたた、よーさんあるで(かたつむりがたくさんいるよ)
きける (和歌山の方言)
疲れ弱る。 はしりまわって、ほんまきけたわ(走り回って、本当に疲れたよ)
きばる (和歌山の方言)
許す。 そのごうら、命とんのきばったらしい(その河童は命を取ることを許してくれたらしい)
ぎり (和歌山の方言)
つむじ。 あのこ、ぎりふたつあら(あの子はつむじが二つあるよ)
ぐつわりー (和歌山の方言)
都合が悪い。 そいはちょっとぐつわりーなー(それはちょっと都合が悪いなあ)
こたぐる (和歌山の方言)
こじ開ける。 牛がかんぬきをこたぐる(牛がかんぬきをこじ開ける)「突き上げる」の意でも用いられる。
こーとな (和歌山の方言)
地味だ。 こーとな柄やなー(地味な柄だねえ)
ごんしょ (和歌山の方言)
いらっしゃいよ。 そがいにえんりょしやんすな。うちいごんしょ(そんなに遠慮しないでよ。わが家にいらっしゃいよ)きいつけてにい。はよ、ごんしょ(気をつけてね。はやくもどっていらっしゃいよ)
〜ごー (和歌山の方言)
念を押す文末詞。 それでえーごー(それでいいじゃないか)