あらいまて (栃木の方言)
食器洗い。 今日はおっかーがいねから、あらいまででもやっかー(今日は女房がいないから、食器洗いでもやるか)
あらえまで (茨城の方言)
食事の後、食器などを洗い片づけること。 あらえまでやんなくちゃなんねんだよ(食事の後片付けをしなければならないんだよ)
あらやけ (愛媛の方言)
食器洗い。 あらやけが済むまで、まちーと待っとって(食器洗いが終わるまで、ちょっと待ってて)「あらいやけ」とも。
うるがす (宮城の方言)
米・豆類・切干大根、また食後の食器などを水に浸すこと。 もづごめ、うるがしておいでけさいん(もち米を水に浸しておいてください)
ごきあらい (広島の方言)
水すまし。御器洗い。 水の上で、ごきあらいが舞いよる(水の上で水すましが舞っている)
ざえ (新潟の方言)
薄く張った氷。 ざえがはった(薄氷が張った)田や道路の水たまり、洗面器等の表面に張ったものをいう。
てここしー (三重の方言)
こまごましたことを器用にこなす。 あんたはなんでもてここしーしなはるで(あんたは何でも器用にしなさるから)
てっずし (山梨の方言)
不器用。 あのひたーてっずしどーで何を作っても下手だ(あの人は不器用だから何を作っても下手だ)
〜とさいが (三重の方言)
〜と。 おひきゆーとさいがなー(おひき〈贈物の容器に入れて返す品〉というとねえ)「〜とさいご」とも。
ととしか (佐賀の方言)
不器用。愚図。 あがんととしかもんなーこんにきにゃおらんばんたー(あんなに不器用な者はこのあたりにはいないですよ)