おしょすい(1) (宮城の方言)
恥ずかしい。 おらおしょすくていギいんつぉ(私は恥ずかしくて行きませんよ)
おしょすい(2) (宮城の方言)
ありがとう。 おしょしさんでござりす(ありがとうございます)
おだづ (宮城の方言)
ふざける。騒ぐ。 おぼごどいっしょぇなっておだってばりいでてわがんね(子どもと一緒になってふざけてばかりいては駄目だ)
おっぴさん (宮城の方言)
曾祖父・曾祖母。 おっぴばぁちゃん、なんぼなった?(ひいおばあちゃん、いくつになった?)
おにがらむす (宮城の方言)
カブトムシ。 きんな、おにがらむすしぇめできた(昨日、カブトムシを捕まえてきた)「鬼殻〈鬼皮〉」は「玄蕎麦の黒い殻」を言う。「おにむす」とも。
おれさま (宮城の方言)
雷。 おれさま鳴ってっから、へそかぐさいん(雷が鳴っているので、へそを隠しなさい)「おれさん」とも。
かつける (宮城の方言)
他人になすりつける。かこつける。 あのやろ、すぐ人さかつけでいげすかねごど(あいつは、すぐ他人のせいにして気に入らないことよ)
きかっと (宮城の方言)
きちんと。整然と。 きかっとはごさつめさえ(きちんと箱に詰めなさい)「きたっと」とも。
きかねー (宮城の方言)
腕白。勝気なさま。 なんてきかねーわらすでがすぺ(なんて腕白な子どもでしょう)
きぴちょ (宮城の方言)
急須。 ほのきぴちょ、こっちさ回してけさえ(その急須をこちらによこしてください)中国から伝わったお燗の道具「急焼(きひしゃお)」から。「きびちょ」とも。