すぐだまる (宮城の方言)
うずくまる。縮こまる。 寒くて火鉢のそばさすぐだまってした(寒くて火鉢のそばで縮こまっていました)
すける (宮城の方言)
手助けする。援助する。 大掃除すけでくなえんか(大掃除を手伝ってくれませんか)
すっぱね (宮城の方言)
裾などに跳ね上がった泥。 すっぱねあげねよー、気ぃつけで歩がいん(裾に泥を跳ね上げないように気を付けて歩きなさい)「つっぱね」とも。
すなこい (宮城の方言)
筋があって嚙み切れない。 入れ歯でぁすなこいのはだめでがす(入れ歯では筋のあるものは食べられません)
すもう (宮城の方言)
滲みる。沁みる。 この薬、少すすもうがもな(この薬は少し沁みるかもね)古語「しむ」の転。
ずへらっと (宮城の方言)
ぼんやりしているさま。横着なさま。 ただずへらっとしてねで、すこす手伝え(ただぼんやりとしていないで、少し手伝え)
ずみ (宮城の方言)
健康。丈夫。 えっつもずみでえがすねす(いつも健康でいいですね)
せんどな (宮城の方言)
前に。以前に。 ほの店だら、せんどな行ったごどありす(その店なら以前に行ったことがあります)古語「先度」から。「せんころ」とも。
せんひぎ (宮城の方言)
直定規。 ちょっと線引ぎ貸してけね?(ちょっと定規を貸してくれない?)「せんびぎ」とも。
そざす (宮城の方言)
損なう。いためる。 そったにほんそざしてはわがんね(そのように本を粗末にしてはいけない)古語「損ざす」から。