いじょく 【居職】 (東京の方言)
家の中で、多くはすわってする仕事、またその職業の人。屋(や)職(じょく)の対。
いずまかす (岐阜の方言)
あぐらをかく。 まあ、うちのつもりで、いずまかしとくれ(まあ、自分の家のつもりで、あぐらをかいて下さい)
いっけ (奈良の方言)
親戚。 うちときーやんとこは昔からのいっけや(我が家ときーちゃんの家は昔から親戚だ)
いっけ (和歌山の方言)
親戚。 あのいえと、いっけや(あの家とは親戚だ)
いびせー (広島の方言)
恐ろしい。こわい。 家の裏手に蛇がおって、いびせかったで(家の裏手に蛇がいて、怖かったよ)
うち (京都の方言)
私。 うっとこ(うちとこ)おいないな(私の家においでよ)女性が子どもの頃から用いる。男の子は「わし」「ぼく」「おれ」などと言う。
うちんく (徳島の方言)
私の家。 うちんくの犬はまだ子どもじゃ(うちの犬はまだ子どもだ)「く」は「家」のこと。
うっとこ (大阪の方言)
私のところ。私の家。 こんど一回うっとこきーや、ごっつぉしたるさかい(今度一度、私のところに来なさいよ。ご馳走をしてやるから)
うつり (広島の方言)
返礼の品。おかえし。 隣家から温泉旅行の土産、もろーたけー、こんだー何かうつりゅー、かえさにゃー、いけんのー(隣家から温泉旅行の土産を貰ったから、今度は何か返礼の品を返さなくてはいけないね)
うりもみ (長野の方言)
うり〈きゅうり〉を薄く切り、砂糖を加えた酒粕であえた夏の家庭料理。 うりもみは、うまいねえ(うりもみは、おいしいね)「きゅうりもみ」「かすもみ」とも。うり〈きゅうり〉を薄く切り、砂糖を加えた味噌であえ…