しぇからしか (福岡の方言)
うるさい。 しぇからしか。だまっときない(うるさい。少し黙っておけ)他に「子どもなどが騒がしい」「気ぜわしい」「煩しい」などの意も。
しこる (熊本の方言)
格好つける。威張る。 うちんた、ちーとばかしこるごてなったね(うちの子は少しばかり格好つけるようになったね)
しった (埼玉の方言)
〈鍋などの〉底。下。 もー少ししったのほーだと取るんが楽なんだけんどな(もう少し下の方だと取るのが楽なのだけどな)樽のしったに隠れてる(樽の下に隠れている)
しょずむ (三重の方言)
指先で細かい物を少しつまむ。 ちょっとおちゃのはーしょずんでな(ちょっとお茶の葉をつまんでね)
しょんばい (静岡の方言)
しょっぱい。 けさのおつけはちーとしょんぱいなー(今朝のみそ汁は少ししょっぱいねえ)
すける (滋賀の方言)
手助けする。 はよもんで来て、ちっとでも畑仕事をすけとくない(早く戻って来て、少しでも畑仕事を助けてください)
すもう (宮城の方言)
滲みる。沁みる。 この薬、少すすもうがもな(この薬は少し沁みるかもね)古語「しむ」の転。
ずこいきり (富山の方言)
うぬぼれ者。 ありゃ、ちょっこずこいきりや(あいつは少しうぬぼれ者だ)
ずつない (奈良の方言)
体調や気分がわるい。 ゆーべ夜ふかししたよって、ちょっとずつないねん(昨夜夜ふかししたので、少し気分がわるいんだ)
ずへらっと (宮城の方言)
ぼんやりしているさま。横着なさま。 ただずへらっとしてねで、すこす手伝え(ただぼんやりとしていないで、少し手伝え)