ひっとずる (長崎の方言)
ちょっと出る。 頭のひっとでとる(頭がちょっと出ている)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ひとっきり (神奈川の方言)
少しの間。 ひとっきり、休むべーよ(少しの間、休もうよ)
ひとっきり (長野の方言)
少しの時間。 ひとっきり、寝ておきろ(少しの時間、寝ろ)
ひんのむ (長崎の方言)
〈つい〉吞み込む。 しーかの種ばひんのんでしもーた(西瓜の種を吞み込んでしまった)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
びゃっこ (秋田の方言)
少し。ちょっと。 びゃっこしけでけれ(ちょっと手伝ってくれ)「ばっこ」とも。
ぴりぴりする (兵庫の方言)
雨が少し降る。 あっ、ぴりぴりしてった。いそごか(あっ、雨が少し降ってきた。急ごうか)
ふーがわりー (千葉の方言)
格好悪い。体裁が悪い。 あんでかふーがわりーね、もー少しなんとかしたらいがっぺ(なんだか体裁が悪いね、もう少し何とかしたらいいだろうに)
へずる (群馬の方言)
削り減らす。 もーちっとんべーご飯へずってくれ(もう少しばかりご飯を減らしてくれ)
ぺぁっこ (岩手の方言)
少し。 そのはなっこ、ぺぁっこべぁりくなんしぇ(その花を、少しだけください)
ほとばかす (岐阜の方言)
水に浸す。 ちょぼっと、ほとばきゃーておきゃ、やーこなるじゃろ(少し水に浸しておけば、軟らかくなるでしょう)