おぶどー (山梨の方言)
ぶどう。 うちのおぶどーだけどもらってくりょー(うちのぶどうだけれどもらってください)美化語の「お」をつけた「おぶどー」を通常用いる。
おまん (山梨の方言)
おまえ。 おまんガほとんど食っちまったずら(おまえがほとんど食べてしまったのだろう)同等か目下の人に対して使う。
かじる (山梨の方言)
爪でひっかく。 じぶん、そんねにかじるとあとになるからかじっちょ(おまえ、そんなにひっかくとあとになるからひっかくな)
からかう (山梨の方言)
〈物に対して〉手を尽くす。工夫する。修理する。 一生懸命からかってやっと直した(一生懸命手を尽くしてやっと直した)なんとかからかってみる(何とか手を尽くしてみる)「からこー」とも。
くむ (山梨の方言)
交換する。 ふんじゃどーでー、こっちのーとくむじゃん(それではどうだい、こっちのものと交換しよう)名詞形は「くみっこ」。
くりょー (山梨の方言)
くれよ。〜てくれよ。 俺にはおぶどーをくりょー(俺にはぶどうをくれよ)半分に切ってくりょー(半分に切ってくれよ)
くるみ (山梨の方言)
くるぶし。 みギ足のくるみょーたなのこばーぶっつけて痛かっとー(右足のくるぶしを棚の角にぶつけて痛かったよ)
〜け (山梨の方言)
〜か。 せーせー食ったけ、たいへん食べろし(十分食べたかい、たくさん食べなさい)疑問や感嘆を表す。
こん (山梨の方言)
こと。 学校であったこんみんなに話しとーけ(学校であったこと皆に話したかい)
〜こーじ (山梨の方言)
学校の〜時間目。 いちこーじは国語、にこーじは算数、さんこーじは社会です(一時間目は国語、二時間目は算数、三時間目は社会です)漢字は「校時」をあてる。