なから(2) (群馬の方言)
たくさん。 今年は柿がなからなったなー(今年は柿がたくさんなったなあ)
にせ (鹿児島の方言)
青年。 さっき、にせんしがたんねっきちょいもしたど(さっき、青年たちが訪ねてきていましたよ)男性のみをさす。
はいも (岩手の方言)
里芋。 こどしのはいも、でぎいーでねが(今年の里芋の出来は良さそうではないかな)
はえる (群馬の方言)
卵がふ化する。生まれる。 今年もメダカがこんなにはえた(今年もメダカがこんなにふ化した)
はってく(2) (熊本の方言)
死んでしまう。 あんしは元気かったばってん、去年はってかした(あの人は元気だったけど、去年死んでしまった)
ばっかい (富山の方言)
始末。 年とって、雪のばっかいによわってのー(年を取ったもので、雪の始末に困ってねえ)
ひねくましー (岐阜の方言)
年齢よりもふけて見える。 苦労するとみえてひねくましー顔しとる(苦労をするとみえて年よりもふけた顔をしている)
ひねくらしい (富山の方言)
年齢よりも老けてみえる。 ほんまにひねくらしいこや(本当に大人びた子どもだ)
ひょろずく (鳥取の方言)
よろめく。よろける。 年のせいかひょろずくよーになったわ(年を取ったせいかよろめくようになったよ)「よろつく」「よろばう」とも。
ほげたあく (奈良の方言)
口答えする。 親にほげたあくとは一〇年早いわ(親に口答えするとは一〇年早いぞ)