ごんごんちー (山口の方言)
妖怪。幽霊。 ゆうこときかんと、ごんごんちーがでるよ(言うことを聞かないとお化けが出るよ)幼児語。
たいたい (愛媛の方言)
魚の幼児語。 言うことよーきけ、たいたい買(こー)てやるけん(言うことをよくききなさい、お魚を買ってあげるから)東予では「びーこ」「びー」、中南予では「じじ」。
ちんちべべ (愛媛の方言)
きれいな着物。 ちんちべべきーていきさいや(きれいな着物着て行きなさいよ)幼児語。
とんする (東京の方言)
幼児語で、落ちること。 そっちへ行くと、とんするよ
にょんにょさま (宮城の方言)
神仏をいう幼児語。 にょんにょさまさ、てぇあしぇろ(神様に手を合わせなさい)神仏、日・月など尊ぶべきものを意味する古語「ののさま」の転。
ぱっぱ (滋賀の方言)
餅。団子。〈幼児語〉 昔は「ぱっぱ」ゆーたんやガ、今の子には通じんわなー(昔は「ぱっぱ」と言ったのだが、今の子どもには通じないよねえ)
びんぶく (山口の方言)
肩車。 びんぶくしちゃげる(肩車をしてあげる)幼児語。「びんびく」「びんぼく」とも。
びーびー (島根の方言)
魚をいう幼児語。 びーびーくわにゃ、おーきならんぞ(魚を食べなければ、大きくなれないよ)出雲では「たいたい」。
まんまんさん (滋賀の方言)
仏様。円いお月様。〈幼児語〉 こりゃ。ごえんさんの横にちんして、まんまんさんを拝まんせ(これこれ。住職さんの横に座って、仏様を拝みな)
もじゃくたらね (山形の方言)
どうしようもない。幼稚だ。 なんぼおしぇてもおぼえでねぐで、もじゃくたらねやろだ(いくら教えても覚えていなくてだめな野郎だ)「もじゃくたね」とも。