いじをやく 【意地を焼く】 (東京の方言)
気をもむ。意地を張る。 つまらない意地を焼くもんじゃない
がさばる (茨城の方言)
威張る。 ふたんじ、くんで、がさばってんだわ(二人で組んで威張っているんだ)
がまだす (熊本の方言)
精を出す。頑張る。 頑張りどころだけんいっちょがまだそーかね(頑張りどころだから、ひとつ精を出そうかな)南部・天草では「せしかう」。
きばっ (鹿児島の方言)
頑張る。 どーか、きばいやんせ(どうか、頑張ってください)きばれ(頑張れ)
ぎしめく (大分の方言)
威張る。 あんしはなんちゅーちゃぎしめくきー、嫌わるる(あの人は何かというと威張るから、嫌われる)
ぎしゃばる (山形の方言)
気張る。ふんばる。 そゲぎしゃばらねで、かだのちがらぬげ(そんなに力を入れないで肩の力を抜け)
こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
しこる (熊本の方言)
格好つける。威張る。 うちんた、ちーとばかしこるごてなったね(うちの子は少しばかり格好つけるようになったね)
じなくそゆー (鳥取の方言)
無理をいう。片意地を張る。 やつは自分の意見が通らんといって、いっつもじなくそゆってだだをこねる(あの男は、自分の意見通らないといって、いつも片意地張って駄々をこねる)
そびく (長崎の方言)
引っ張る。 そびーたら破るっよー(引っ張ったら破れるよ)長いものを地面につけてそのままの状態で引きずる場合は「ぞろびく」。