のふぞー (愛媛の方言)
粗末。 ごはんをのふぞーにしたら、めえがつぶれまさい(ご飯を粗末にしたら、目がつぶれますよ)
はせだ (愛媛の方言)
仲間はずれ。 わるさぎりしよったら、はせだにされるぞ(悪さばっかりしてたら、仲間はずれにされるよ)
はちこる (愛媛の方言)
はびこる。 草がはちこって、どんならんかい(雑草がはびこって、どうにもならないよ)
はなのす (愛媛の方言)
鼻の穴。 虫が鼻のすへ入って、こそぼていかんが(虫が鼻の穴へ入って、くすぐったくて困る)「つべのす」は「肛門」。
はねがい (愛媛の方言)
互い違い。 男の子と女(おなご)の子がはねがいに並んどる(男子と女子が一人おきに並んでいる)「ひしてはねがい」は「一日おき」。
はぶてる (愛媛の方言)
ふてくされる。 何言うても、はぶてるけん困らい(何を言ってもふてくされるから困るよ)ちーと何ぞ言おうもんなら、すーぐにはぶてるんじゃねや(ちょっと何か言おうものなら、すぐにふてくされるんだなあ)
ばう (愛媛の方言)
奪い合う。 また、兄弟で、ばいよる(また兄弟で取り合っている)
びんだれ (愛媛の方言)
服装などのだらしない人。 ズボンからシャツ出して、びんだれじゃのー(ズボンからシャツを出して、だらしないなあ)原義は「鬢垂れ」。南予では「びったれ」。
へっちょ (愛媛の方言)
見当違いの方。 へっちょ見よらんと、前向いとらないかんぞな(あさっての方を見るんじゃなくて、前を向いてなきゃだめだよ)
へんじょうこんごう (愛媛の方言)
理屈。 へんじょーこんごーぎり言よる(あれこれと理屈ばかり言っている)「南無大師遍照金剛」から。