さばる(3) (島根の方言)
しっかりとつかまえる。 手にさばっちょらんと、怪我すーじ(手を握っていないと、怪我するよ)
じょうだり (奈良の方言)
いつも。 うちの姉ちゃんはじょうだり食べたはるねん(我が家の姉さんはいつも食べているの)
つ(ー) (佐賀の方言)
瘡ぶた。〈蟹の〉甲羅。 こん前怪我したとけつーんでけて、くーかいか(この前怪我したところに瘡ぶたができて、とても痒い)「つーたん」は「役に立たない者」の意。
ながたん (奈良の方言)
包丁。 子どもがそんなながたんもって、てんごしたら怪我すんで(子どもががそんな包丁もって、いたずらしたら怪我するぞ)「菜刀」からか。
はすかい (福井の方言)
斜め。 うちのはすかいに、いけーアパートぁ建った(我が家の斜め前に大きいアパートが建った)
ほだれ (滋賀の方言)
つらら。氷柱。 ほだれんぼガさガったるつべたい時やかて、我慢したんや(つららが下がっている冷たい時だって我慢したのだ)
みしみっけーる (埼玉の方言)
真剣になる。 みしみっけーんねーから怪我するんだ(真剣にならないから怪我するんだ)
もっけな(2) (島根の方言)
気の毒な。困った。 おおけがさせれたげで、もっけなことでした(大怪我されたそうで、気の毒なことでした)
やーまち (佐賀の方言)
怪我。 かけごろしてあすーどったら、ちー転んじやーまちした(かけっこをして遊んでいたら、つい転んで怪我した)
ゆわがんけ (栃木の方言)
岩場。 この辺はゆわがんけだがら、おんのめって怪我しねよーにきーつけろ(この辺は岩場だから、滑って怪我をしないように気をつけろ)