じょーり (埼玉の方言)
草(ぞう)履(り)。 ぬかってるとこをじょーりばきだとしりっぱねがあがっちまう(ぬかるんでいる所を草履ばきだと尻まで泥がはねあがってしまう)
せき(1) (群馬の方言)
席。場所。 子どもの遊ぶせきー作ってやるべー(子どもが遊ぶ場所を作ってやろう)
たごまる (宮城の方言)
ひもやロープなどが絡まって、ほどきにくいさま。また、着ているものが次第に一ヵ所に寄ること。 シャッツの袖ぁたごまって、えんずぇごどぁ(シャツの袖が寄って、違和感があるなぁ)
たなぎねこ (栃木の方言)
人に懐かない猫。人見知りする猫。 薄暗い所で生まれた猫じゃー、たなぎねごになるんだんべー(薄暗い所で生まれた猫では、人には懐かない猫になるだろう)
たなぼと (滋賀の方言)
台所の流し元。 ほれ、ほれ、こぼれる。たなぼとまで、ちんと持って行き(それ、それ、こぼれる。流し元まで、しっかり持って行きな)
たなもと (兵庫の方言)
台所。炊事。 たなもとてつとーてくれっか(炊事を手伝ってくれるか)
ちょうず (徳島の方言)
便所。 ちょっとおちょうず行てきます(ちょっと便所に行って来ます)上品な表現。
〜ちょる (岐阜の方言)
〜ている。 そんなとこで何やっちょる。なんにもやっちょらへん何もやっていない(そんな所で何をやっているか)
つくなむ (兵庫の方言)
しゃがむ。 そんなとこでつくなんで、何しとんどい(そんな所でしゃがんで何をしているのだ)
どーかん (山口の方言)
悪ガキ。腕白。 近所のどーかんにはまいるっちゃ(近所の悪ガキは手におえない)「どーかんぼーず」「どーげん」とも。周防では「がんぼー」。