みやましー (長野の方言)
手際がよい。 〈掃除など〉みやましくやりなさい(てきぱきとやりなさい)〈服装や仕草など〉みやましくしなさい(きりっとしなさい)
もちにいく (山梨の方言)
取りに行く。 駐車場に置いてある車をもちにいく(駐車場に置いてある車を取りに行く)手で持てないものにも使う。
やくたい (奈良の方言)
手のつけ様もない。 そこまで借金かさんだら、もう親戚もやくたいやで(そこまで借金がかさんだら、もう親戚も手のつけ様もないわ)
ゆーて (滋賀の方言)
浴場で使う手ぬぐい。 バスタオルをゆーてと一緒にあろとかんせ(バスタオルを湯手ぬぐいと一緒に洗っておきな)
よててる (群馬の方言)
得意としている。上手だ。 かずちゃんは釣りに関しちゃーよててる人だよ(和ちゃんは釣りに関しては得意としている人だよ)北部では「えててる」。
らんかやす (富山の方言)
騒ぎ立てる。 ほんまにじょうずやというて、らんかやいとられた(本当にお上手だと言って、ほめそやかしておられた)
りぐる(2) (高知の方言)
理屈を言い立てて、相手を責める。 こっちもよわみがあるき、あしもとー見られてうんとりぐられてしもーた(こちらも弱みがあるから、足もとをみられてすごく責め立てられてしまった)
ろくすっぽ (神奈川の方言)
下に打ち消しのことばを置いて、不十分であるさまを示すことば。 ろくすっぽ、おれの話も聞かねーで、勝手なこと言うなよ(十分に私の話も聞かないで、勝手なことを言うなよ)
ろっぽもん (富山の方言)
乱暴者。 あんなろっぽもん、相手にせんこっちゃ(あんな乱暴者は相手にしないことだよ)
わっしゃ (宮城の方言)
悪戯。悪さ。 わっしゃばりすっど、先生にごしゃがれっぞ(いたずらばかりしていると、先生に〜られるぞ)綾取りなどの手遊びを「てわっしゃ」と言う。