さばる(3) (島根の方言)
しっかりとつかまえる。 手にさばっちょらんと、怪我すーじ(手を握っていないと、怪我するよ)
さんぼんじめ 【三本締め】 (東京の方言)
「手締め」の一つ。「いっぽんじめ」を三回くり返すもの。
ざっといかん (宮崎の方言)
簡単にはいかない。 ざっといかんで、かしせーよ(簡単にはいかないから手伝いをしなさいよ)
しなべる (静岡の方言)
片づける。 ものおきーしなべるのーてんだってくりょー(物置を片づけるのを手伝ってくれ)
しみっぱれ (岩手の方言)
霜(しも)焼(や)け。 てぶくろさねば、しみっぱれになるぞ(手袋をしないとしもやけになるよ)
しょどめ (岩手の方言)
早乙女、田植え女。 あした、しょどめさなって、ゆえっこしてくるがら(明日は田植え女になって手伝ってくるから)
すける (滋賀の方言)
手助けする。 はよもんで来て、ちっとでも畑仕事をすけとくない(早く戻って来て、少しでも畑仕事を助けてください)
すける (宮城の方言)
手助けする。援助する。 大掃除すけでくなえんか(大掃除を手伝ってくれませんか)
すばだかげる (岩手の方言)
柿や栗などの実を、手頃な短い棒切れや石などを投げつけて落とす。 さおつかえば、えだっこいだめるはんて、ずばだかげで、うめぐおどせよ(竿を使って落とすと、枝を折ったりするので、石を投げて落としなさいよ)
すばり (島根の方言)
手足にささる刺(とげ)。 すばーがたって、いたーてかなわん(刺がささって、たいへん痛い)「すいばり」とも。植物の刺は「かたら」「いが」「いぎ」など。