さくい (鳥取の方言)
脆(もろ)い。裂けやすい。粘り気がない。 この長芋はまんださくいけー、よー折れるわ(この長芋はまだ粘り気がないから、よく折れるよ)「にゃくい」とも。
さでくる (鳥取の方言)
落ちる。 柿をとらかともって、木に登り枝がおえてさでくりおった(柿を取ろうと思って、木に登り枝が折れて落ちた)
しんどい(2) (京都の方言)
骨が折れる。大変である。 こんな大きなもん運ぶんしんどいやろ(こんな大きなものを運ぶのは大変でしょう)
すばだかげる (岩手の方言)
柿や栗などの実を、手頃な短い棒切れや石などを投げつけて落とす。 さおつかえば、えだっこいだめるはんて、ずばだかげで、うめぐおどせよ(竿を使って落とすと、枝を折ったりするので、石を投げて落としなさいよ)
よらばさーらば (神奈川の方言)
よるとさわると。ややもすれば。何かチャンスさえあれば。 おめーはよー、よらばさーらば、女の子かまうだなー(お前はなあ、折さえあれば、女の子をからかうんだなあ)
りんちょくに (滋賀の方言)
折り目正しく。律儀な。 ちーんと、ずんつけて、りんちょくな仕事しやはる(きちっと道筋をつけて、律儀な仕事をしなさる)