うざにはく (宮城の方言)
難儀する。骨を折る。 うざにはがしたなゃ(ご苦労をおかけしましたね)「うざに(田下駄)」を履きながらの作業がひどく難儀であったことから。
えんばんと (京都の方言)
あいにく。折り悪しく。 えんばんとそのひぃはぐつわるおす(あいにくその日は都合が悪いです)
おっきょる (福島の方言)
折る。 その枝、じゃまんなっから、おっきょれ(その枝、じゃまになるから、折れ)「ぶっきる」とも。会津では「おだる」。
おった (長野の方言)
落ちた。 木からおって、足おっぽしょった(木から落ちて、足を折った)
おっぺしょる (栃木の方言)
折る。曲げる。 花がきれーだがらって枝おっぺしょるなよ(花がきれいだからといって枝を折るなよ)
おれくち 【折れ口】 (東京の方言)
〈知人の〉死。 急に折れ口があって行くんだ葬式の忌み詞として使われる。
おんごしょる (千葉の方言)
折る。 手がおんごしょれちまったかと思った(手が折れたかと思った)
かんちょろい (鳥取の方言)
弱い。病弱な。 あれっくらいで骨折るっちゃーな、かんちょろいっちゃ(あれぐらいで骨を折るなんて、軟弱だよ)
きんぱくつき 【金箔附き】 (東京の方言)
折紙つき。決定版。 貧乏の方じゃ金箔附きの金さんだ
こた(ー)ない (高知の方言)
大したことはない。 骨おって入院したけんどこたないない(骨折で入院したけど大したことはない)