〜かれ (三重の方言)
〜か、おい。 はよこんかれ(早く来ないか、おい)呼びかけ、促しの文末詞。
〜け (富山の方言)
〜ですか。 こっちにこられんけ(こちらにいらっしゃいませんか)親しみをもって問い、念をおす文末詞。
〜こてー (新潟の方言)
〜さ。 そーらこてー(もちろんそうさ)文末に添えて表現を強める。
ごたむく (石川の方言)
理屈を言う。文句を言う。 そんな、ごたむくゲんたら、いっぺんやってみーま(そんなに文句を言うんだったら、一度やってみろよ)
ごもめぐ (青森の方言)
小言をいう。文句をいう。 財布落どして、かがさごもめがえだ(財布を落として、妻に小言をいわれた)津軽では「ぐだめぐ」。
〜ごー (和歌山の方言)
念を押す文末詞。 それでえーごー(それでいいじゃないか)
〜して (三重の方言)
〜よ〈文末詞〉。 せんどたことられてー。かなんして(たびたび高く買わされて。閉口よ)「そやてーそうなんだよ」とも。
〜だち (高知の方言)
〜したばかり。〜したて。 このぶんたんはちぎりだちやきまだあもーない(この文旦はもぎたてだからまだ甘くない)このこーひーいれだちやきおいしーがで(コーヒーは淹れたてだからおいしいよ)
〜ちゃ (富山の方言)
〜よ。 世の中っちゃー、そーゆーもんやちゃ(世の中といえば、そのようなものなのだよ)既定判断の文末詞。
ちゃらんけ (北海道の方言)
文句。言いがかり。 おまえ、おれにちゃらんけつけるのか(お前は俺に言いがかりをつけるのか)「ちゃんつける」という言い方も。