おちゃおけ 【お茶請け】 (東京の方言)
「おちゃうけ」の転。 三時になるとお茶おけが出た
がおる (山形の方言)
衰弱する。 きょーだば、ごじがんもあるいだはげ、がおってしまった(今日は五時間も歩いたから疲れてしまった)
がとー・がとーもない (静岡の方言)
大変。たくさん。 がとーにあるでたんとくいな(沢山あるからたくさん食べな)がとーもねー時間かかるに(大変な時間がかかるよ)
ぎょーさん (岡山の方言)
たくさん。 こねーだの祭りのときゃー、ぎょーさん人がおったなー(この間の祭りの時には、たくさん人がいたね)
ぎんつ (岐阜の方言)
鯰の子。 水がきれいになったで、たまにぎんつおるよーになったんな(水が美しくなったので、時々鯰の子がいるようになりましたね)
くじまえじっぷん (大分の方言)
八時五〇分。 いま、九時前じっぷんじゃ(今九時前一〇分=八時五〇分だ)共通語の「九時一〇分前」よりも合理的でわかりやすい。
くそへび (岩手の方言)
まむし(蝮)。 このやまあるぐどぎ は[ha]、くそへびさきつけろ(この山を歩く時は、まむしに気を付けなさいよ)
くださいな 【下さいな】 (東京の方言)
子どもが菓子屋などの店先で言うことば。女の子は「ちょうだいな」が多い。 子どもの頃、店の人がいない時に、少し声を大きくして「くださいな」と言ったものだ
こ (青森の方言)
漕ぐ。藪を進む。 山菜採りで藪漕いできたじゃ(山菜採りで藪を進んできたよ)雪のつもった道を進む時にも使う。
〜こーじ (山梨の方言)
学校の〜時間目。 いちこーじは国語、にこーじは算数、さんこーじは社会です(一時間目は国語、二時間目は算数、三時間目は社会です)漢字は「校時」をあてる。