〜と (福岡の方言)
〜の。 よかとの、あった(良いのが有った)いつ、くると(何時来るの?)きょうは、やすみと(今日は休みなの?)準体助詞。疑問や念押しを表す文末助詞。名詞の後につくのは新しい用法。
とかふか (秋田の方言)
そわそわ。落ち着きがないさま。 時間ねぁして、とかふかする(時間がなくて、そわそわする)このわらしとかふかでぁぐて、よぐ忘れ物する(この子は落ち着きがなくて、よく忘れ物をする)
どでんする (岩手の方言)
おどろく。びっくりする。 あのずぎのじしん は[ha]、どでんしたな(あの時の地震にはびっくりしたね)
なおす (大分の方言)
片付ける。修理する。 おもちゃを、ちゃんとなおさんか(おもちゃをちゃんと片付けなさい)とけゆーなおす(時計を修理する)
ながたん (岐阜の方言)
包丁。 昔のながたん、たまに研がんならんで、面倒じゃったのう(昔の包丁は、時々研がなければならないので、面倒であったね)
なじょーも (新潟の方言)
いかようにも。 すきなだけなじょーもなじょーも(好きなだけどうぞどうぞ)好意的に応諾する気分を言い表す時に用いる。
ねばり (岐阜の方言)
真綿。 むかしは、布団に綿入れる時、上にねばりのばいたもんやさ(昔は、布団に綿を入れる時、綿の上に真綿を伸ばしたものですよ)
はしかい(2) (徳島の方言)
意地が悪かったり生意気だったりして面倒な性格。 あの子は小さい時からはしかかったんよ(あの子は小さいときから面倒な性格だったのよ)
はちがつだいみょう (奈良の方言)
農家の八月は、大名のようにゆっくりできることからこのように呼ばれる。 もうたーの水も心配せんでええし、この時期の百姓はほんまはちがつだいみょうや(もう田んぼの水についても心配がないので、この時期の農家…
はばぎぬ (岩手の方言)
旅行したり、遠い神社仏閣の参詣を終えたりして帰った時の慰労の宴。 こんにゃ、はばぎぬギしてやるがらな(今晩は、慰労の宴会を開いて上げるからね)