あろん (愛媛の方言)
あれをご覧。 あろん。木が倒れてしもた(あれを見て。木が倒れてしまった)「あれをお見」の略。「ころん」(これをお見)「そろん」もある。(それをお見)
いだましねぁ (岩手の方言)
惜しい。 そのにわききってしまっていだましねぁがったな(その庭木を切ってしまって惜しいことをしたね)
いっきゃった (福島の方言)
出会った。 きんにょ、役場で鈴木さんさ、いっきゃった(きのう、役場で鈴木さんに出会った)
うたき (沖縄の方言)
御嶽。 うたき うぅてぃ うぐぁんぐとぅ はじまいん(御嶽で祈禱が始まる)樹木が生い茂っていて大きな岩などもある村はずれの聖域。
うてる (高知の方言)
怪我をする。 きーを切りよってうてた(木を切っていて怪我をした)
うら (群馬の方言)
木や棒の先。 あしたになったらあの木のうらを切っとくべー(明日になったらあの木の先を切っておこう)
おっける (栃木の方言)
倒れる。転ぶ。 台風で物置小屋がふっとんじゃーし、おっきな木もおっけされ、てーへんなこどんなっちゃった(台風で物置小屋が吹き飛ばされ、大きな木も倒され、大変なことになってしまった)
おった (長野の方言)
落ちた。 木からおって、足おっぽしょった(木から落ちて、足を折った)
おっちゃける (長崎の方言)
落ちる。 もーちっとで、おっちゃけるとこやった(もう少しで〈木から〉落ちるところだった)
おどげる (岩手の方言)
落雷する。 えのめのすギのぎさ、おどげったじぇ(家の前の杉の木に、雷が落ちたよ)