もったりまげだり (秋田の方言)
話を何度もひっくり返す。 あえだばもったりまげだりで、どれほんとだがわがらね(あいつは話がころころ変わって、どれが本当だかわからない)「盛ったり撒けたり」から。
もーらしー (長野の方言)
かわいそうだ。 親がしんで、ふんとにもーらしーなー(親が死んで本当にかわいそうだなあ)
やこい (富山の方言)
やわらかい。 この餅ほんまにやこい餅や(この餅は本当にやわらかい餅だ)
〜やす (大阪の方言)
〜です。 ほんまそーやすなあ(本当にそうですねえ)
やまとぅんちゅ (沖縄の方言)
日本本土の人。 あれー やまとぅんちゅろー(彼は本土の人だよ)やまとぅんちゅとぅ にーびち すん(本土の人と結婚する)
〜ゆーてゆー (岡山の方言)
〜と言う。 明日するゆーて言よーたけど、ほんまにするんじゃろか(明日すると言っていたが、本当にするんだろうか)
よいよ (山口の方言)
本当に。全く。 この子にはよいよ泣かされた(この子には本当に泣かされた)
よぞい (滋賀の方言)
おぞましい。 かきだすのは、ほんまによぞい仕事でなー(搔き出すのは、本当におぞましい汚い仕事でねえ)「よぞくろしー」とも。
よみおんさっ (佐賀の方言)
読んでいらっしゃる。 おばっちゃんの本ばよみよんさっぼ(おばさんが本を読んでいらっしゃるよ)基養父では「よみおらっしゃる」。
らんかやす (富山の方言)
騒ぎ立てる。 ほんまにじょうずやというて、らんかやいとられた(本当にお上手だと言って、ほめそやかしておられた)