おつもり 【お積り】 (東京の方言)
酒がなくなること。 〈銚子をとってつぐ、出ない〉何だ、もうおつもりかこれでおつもりにしよう
おひざおくり 【お膝送り】 (東京の方言)
あとからの人を入れるために座っている人につめてもらうときのあいさつ。 恐れ入ります、お膝送りを願います
おみおつけ 【御御御付】 (東京の方言)
味噌汁。 毎朝おみおつけにおこうこだった「おみょーつけ」「おつけ」とも。
おゆーや 【御湯屋】 (東京の方言)
風呂屋。 お風呂行ってくるって言わないで、おゆ(う)や行くといった「おゆや」「ゆうや」とも。
おれくち 【折れ口】 (東京の方言)
〈知人の〉死。 急に折れ口があって行くんだ葬式の忌み詞として使われる。
おーかわ 【大川】 (東京の方言)
隅田川〈の下流〉。 川の近くの人はみんな大川と呼んでいた
おーと (東京の方言)
大きいバッタをいう。 バッタ仲間の王様は、でっかいオート。これは遠くまで飛んで逃げる
おーね 【大根】 (東京の方言)
根本。本心。ほんね。 おーねはいー男なんだが
かいくれ 【搔暮】 (東京の方言)
全然。全く。 西も東もかいくれわからない打ち消しの語を伴っていう。
かのぞき 【影覗き】 (東京の方言)
ちょっと顔を出すこと。 この頃ちっとも影のぞきもしない(この頃ちっとも顔をみせやしない)