そーにゃ・そーん (熊本の方言)
とても。大変。 ラーメンのそーにゃうんまか店んあってったい(ラーメンの大変うまい店があるそうだよ)
そーよー (熊本の方言)
あるものすべて。 あるしこそーよーはいよ(あるだけ全部ください)「そーよーとめ」とも。
たいぎゃ (熊本の方言)
本当に。 熊本城は、たいぎゃむしゃんよかね(熊本城は、本当に武者ぶりがいいね)「大概に」「ほどほどに」の意でも用いられる。
ちこらしか (熊本の方言)
親しい。 あやつとおらちこらしかけん、頼うじやろか(あいつとおれは親しいから、頼んでやろうか)
とぜんなか (熊本の方言)
さみしい。退屈だ。 最近なだっともおーとらんけん、とぜんなか(最近はだれにもあっていないので、さみしくて退屈だ)
とつけむにゃー (熊本の方言)
とんでもない。 こん子はとつけむにゃーわるさばかっする(この子は、とんでもないわるさばかりする)
どけだっか (熊本の方言)
味がしつこい。 こん肉は脂身のつきすぎとるけん、どけだっか(この肉は脂身がつきすぎているから、味がしつこい)
なめる (熊本の方言)
〈刺身を〉食べる。 魚んよんにゅ釣れたで刺身ばなみゅかい(魚がたくさん釣れたから、刺身を食べようかね)
なわす(1) (熊本の方言)
しまう。 大事かもんなおっとられんごつなわしとけ(大事なものは盗まれないようにしまっておけ)
なわす(2) (熊本の方言)
修理する。 自転車んチェーンのつくざれたつば、なわしてくれんや(自転車のチェーンがこわれたのを修理してくれないか)