ねさる (静岡の方言)
〈食べ物が〉腐る。 ねグさるといかんで冷蔵庫にちゃっとしまいな(腐るといけないから冷蔵庫に早くしまいなさい)
ねまる (熊本の方言)
腐る。 なつんくいもんな、はよくてしまわんとねまってしまうもんな(夏の食べ物は、早く食べてしまわないと腐ってしまうよ)
ねんじん (埼玉の方言)
人参。 ゆんべはねんじんとでーこんの煮物だった(昨晩は人参と大根の煮物だった)
のざえる (栃木の方言)
〈のどに物が〉つかえる。ふさがる。 魚の骨がのどにのざえて、ちくちくしてしゃーね(魚の骨がのどにつかえて、ちくちくしてしようがない)
のざぐ (茨城の方言)
喉に食べ物がつかえる。 えそえでたべで、のざぐな(急いで食べて喉につかえてむせるな)
のぜえる (千葉の方言)
食物が喉につかえる。 餅ガのぜえでよー、死グとごだった(餅がのどにつかえて死ぬところだった)
はしゃぐ (岐阜の方言)
乾く。 こんだけ雨がつづいちゃ洗濯物がはしゃがんでこまった(これだけ雨が続いては洗濯物が乾かないので困った)
〜はる (京都の方言)
補助動詞〈尊敬・丁寧の意〉。 よーふらはりますなー(雨がよく降りますねえ)〈自分以外の〉人・動物・天候などを主語とする動詞につけて、尊敬、あるいは、聞き手に対する丁寧を表す。
ひこつい(1) (愛知の方言)
趣がある。 その着物ひこつぃーねー(その着物は趣があるね)
ひだるがみ (奈良の方言)
山中で出くわす悪霊。 これに取り憑かれるといくら歩いても歩いても、いつの間にか元の場所に迷い戻るという。この悪霊は食べ物を供えると祓うことができるので山中を歩く時は弁当を少し残して、持って歩く必要があ…