ひっこみがはいる (三重の方言)
物を飲み込み損ねて咳き込む。 としよるとよーひっこみがはいんねや(歳寄るとよくひっこみがはいるんだ)いわゆる誤(ご)嚥(えん)のこと。
ひどい(2) (滋賀の方言)
すばらしい。ほめる意。 あんな、おぼたいもん持たーる。ひどい人や(あのような重い物を持ちなさる。すばらしい力持ちだ)
ぶちゃる (群馬の方言)
棄てる。 いらねーもんはぶちゃってくれる(要らない物は棄ててやる)「ぶちゃーる」「ぶっちゃる」とも。東部では「うっちゃる」とも。
ぶるさげる 【ぶる下げる】 (東京の方言)
「ぶらさげる」の転。 荷物をぶるさげて
へんねしー (愛知の方言)
うらやましい。 えー着物きとるでへんねしーんだわ(いい着物を着ているのでうらやましいのだよ)
へんもねー (福井の方言)
たいくつな。物足りない。 いつもさーも一人でいると、へんもねーの(いつも一人でいると、たいくつだね)
べらっなる (宮崎の方言)
全部だめになる。 霜がふっせー、さっもんがべらっなった(霜が降りて作物が全滅した)
ほえねー (兵庫の方言)
何か物足りない。 きれーな家たちんさったけど、なんかほえねーな(きれいな家をお建てになったけれど、何か物足りないね)「ほげない」とも。
ぼっこ (福島の方言)
下駄にくっつく雪。 玄関の前でぼっこ落どせ(玄関の前で履物の雪を落とせ)
まきもの 【蒔き物・撒き物】 (東京の方言)
温習会や名びろめの時に、自分のお客様にさし上げる菓子などの配り物。 おさらい会のまき物に会合のお茶菓子に最適です