けなるい (京都の方言)
うらやましい。 えーべべたんともってはって、けなるいわ(よい着物をたくさんもっておられて、うらやましいわ)「けなりい」とも。
こじょやか(1) (群馬の方言)
物静かなさま。 あの人は、こじょやかな人だいね(あの人は物静かな人だよね)清楚であるというような良い意味で使われる。
こんきー (愛知の方言)
疲れる。 荷物をよけ持ちすぎてこんきーな(荷物をたくさん持ちすぎて疲れるね)
こーと (兵庫の方言)
地味。 こーとなきもんこーてもた(地味な着物を買ってしまった)
こーとな (京都の方言)
地味で上品な。 いや、こたち、こーとなべべきてはるなー(いや、子どもさん 上品な着物を着ておられるねえ)
こーへーな (鳥取の方言)
小ざかしい。利口な。 わきゃもんは、こーへーな口をたたくもんだ(若い者は、小ざかしい物言いをするものだ)
さいがはやい (鳥取の方言)
すばしこい。はしこい。 さいがはやい子は、物覚えがえーし、なんたってかしけー(はしこい子は、物覚えがいいし、何と言っても利口だ)
さぐず (岩手の方言)
ぬか(糠)。 さぐずでつけものせば、うめぞ(ぬかで漬物をつくると、おいしいよ)
さでこむ (山口の方言)
かき集める。放り込む。 はよせんたくもんさでこみー(早く洗濯物を取り込め)長門では「さらばえる」とも。
ざっかけだ (神奈川の方言)
こだわらない。 あのひたーざっかけだーからよー、気にしなくったってえーよー(あの人は物にこだわらないから、気にしなくても平気だよ)