かんぱ (滋賀の方言)
漬け物。特に大根漬け。 おばやんガ漬けやんしたかんぱは、しょかろーてかなん(おばさんが漬けなさった大根漬は、塩っぱくて、かなわない)
がす 【ガス】 (北海道の方言)
霧。特に海の霧。 ろくガつなったら、毎日がすかかるさ(六月になったら、毎日ガスがかかるよ)
きとろ (滋賀の方言)
隣家。特に北隣り。 ほや。ビールは、きとろの池で冷やしてもろてこ(そうだ。ビールは、北隣りの家の池〈井戸〉で冷やしてもらって来よう)
くき 【群来】 (北海道の方言)
魚群が岸に押し寄せる。 もうなんじゅーねんもくきなんてねぐなった(もう何十年もくきなんてなくなった)特にニシンが産卵、放精のため海岸近くに押し寄せること。
しもる (茨城の方言)
寒さで野菜などがいたむ。 さづまはとぐに、しもゲんのガはやえんだ(さつまいもは特に寒さでいたむのが早いんだ)
しーだかさん (沖縄の方言)
霊力が強いこと。 あれー しーだかさぐとぅ いーしぇー ゆー ちきよー(あの人は霊力が強いから、言うことはよく聞けよ)特に女性にいう。
そら (徳島の方言)
川の上流の地域。特に吉野川上流域を指して言う。 あの人はそらから来たみたいなでよ(あの人は吉野川の上流から来たみたいですよ)
はしる (島根の方言)
痛みが激しい。 はがはしって、よーねられん(歯が痛くて、ぐっすり寝られない)特に、きりきりと鋭い痛みをいう。
ほえる (島根の方言)
〈特に子どもが〉泣く。 ほえちょーばっかーで、どげんならん(泣くばかりで、どうにもならない)
めんめ (群馬の方言)
めん類〈特にうどん〉。 いっくら飲んでも、最後はめんめだ(どれほど酒を飲んでも、最後はうどんだ)