きんかんなまなま (石川の方言)
雪道が凍ってつるつるの状態。 道、きんかんなまなまんなっとっさけ、気ーつけて(道の雪が凍ってつるつるになっているから、気をつけて)
ぎなぎなと (三重の方言)
まずまず。どうにか。 まーおかげさんでぎなぎなとなー(まあおかげさまでどうにかねえ)病気というほどでもなく頑健でもない健康状態をいう。
けんけん (石川の方言)
先が尖った状態。 鉛筆の先、けんけんにけずった(鉛筆の先を鋭く尖った状態に削った)若い世代では「ぴんぴん」とも。
けんつ (高知の方言)
先が鋭くとがった状態のもの。 鉛筆をけんつにといじゅー(鉛筆を鋭くとがるまで研いでいる)
しるい (高知の方言)
土が水を多く含んでぬかるんでいる、あるいは軟弱な状態。 雨がうんと降ったき道がしるーなってとーれな(雨がたくさん降ったから道がぬかるんで通れないよ)
じゃみじゃみ (福井の方言)
テレビ画面の砂嵐状態。 テレビおぞいで、じゃみじゃみんなって見られん(テレビが古いから画面が砂嵐状態になって見られない)
そびく (長崎の方言)
引っ張る。 そびーたら破るっよー(引っ張ったら破れるよ)長いものを地面につけてそのままの状態で引きずる場合は「ぞろびく」。
ちんちん (愛知の方言)
非常に熱い状態。 やかんがちんちんになっとるぞ(やかんが非常に熱くなっているよ)
つんつん (福井の方言)
鉛筆の芯の先などが鋭く尖った様子。 明日試験やで、鉛筆つんつんにけずっとけや(明日は試験だから、鉛筆の芯を鋭く尖った状態に削っておけよ)
ねまる (秋田の方言)
座る。 まんじ、ねまれ(まあ座れ)くつろいだ状態で腰を下ろすこと。