あかべっそ (愛知の方言)
皮膚の赤むけ状態。 こけてあかべっそになってまった(転んで赤むけになってしまった)
あめくせ (青森の方言)
食物が腐った状態。またその臭い。 ずんぶあめくせかまりしてらな(ずいぶん腐ったような臭いがしているな)
あんべ (青森の方言)
具合。状態。 体あんべどんでらば(体の具合はどんな様子でいるか)
うそうそ (福井の方言)
服や布、顔などがうす汚れた状態。 うそうその顔して、顔あろてえんのやろ(うす汚れた顔をして、顔を洗っていなんだろう)
おしし(ぴっとろ) (愛知の方言)
蜜柑の袋をむいた状態。 おししぴっとろにして食べさせよか(蜜柑の袋をむいて食べさせようか)主に幼子にいう。
かじょーさん (沖縄の方言)
風が強い状態。 ちゅーや かじょーさっさー(今日は風が強いね)心地よい風より強く、かといって台風ほど強い状態でもない風の吹き方。
かんぴんたん (三重の方言)
干からびた状態・物。 ごはんさんかんぴんたんなっとるわ(お供えのご飯が干からびてかちかちになってるわ)漢字は「寒貧短」。
がっそ (奈良の方言)
頭髪がぼうぼうとしている状態。 えらいがっそな頭して、どないしたん(たいそうボサボサな頭髪だけれども、どうしたの)
がっそー (岡山の方言)
髪がぼさぼさであるさま。 あたまーがっそーにして、そてー出な(髪の毛がぼさぼさのまま、外へ出るな)さらにひどい状態を「大がっそー」とも。
がりっと (秋田の方言)
しっかり。一生懸命。 がりっとがんばれ(しっかりがんばれ)意志の堅い状態をいう。