あらくる (和歌山の方言)
整理する。掃除する。 先祖の墓をあらくる(先祖の墓を掃除する)
うりもみ (長野の方言)
うり〈きゅうり〉を薄く切り、砂糖を加えた酒粕であえた夏の家庭料理。 うりもみは、うまいねえ(うりもみは、おいしいね)「きゅうりもみ」「かすもみ」とも。うり〈きゅうり〉を薄く切り、砂糖を加えた味噌であえ…
えどでない 【江戸でない】 (東京の方言)
江戸らしくない、田舎くさいという所から、道理に合わないこと。 こう見たところ、江戸じゃーねえ
えびす (石川の方言)
寒天を煮とかし卵をまぜて固めた食べ物。 祭りの料理にゃ、えびすぁないと(祭りの料理には、えびすがないと)
おげ (香川の方言)
ずる。無理。 だれっちゃ見よらへん、おげしたって、かむかいや(だれも見ていない、ずるしたって構うものか)
おんづまり (奈良の方言)
無理の結果。 しまいにおんづまりが来るで(最後にはどうにもならなくなるぞ)無理を重ねたためどうにもならなくなること。
からかう (山梨の方言)
〈物に対して〉手を尽くす。工夫する。修理する。 一生懸命からかってやっと直した(一生懸命手を尽くしてやっと直した)なんとかからかってみる(何とか手を尽くしてみる)「からこー」とも。
〜がと (長崎の方言)
〜分。 千円がともなかばい。こん料理は(千円分(の価値)もないよ。この料理は)
がめに (福岡の方言)
大根、レンコン、ごぼう、にんじん、こんにゃく、里芋などを食べやすい大きさに切り、鶏肉のぶつ切りとともに醬油と砂糖で煮た料理。 「筑前煮」とも。
くじまえじっぷん (大分の方言)
八時五〇分。 いま、九時前じっぷんじゃ(今九時前一〇分=八時五〇分だ)共通語の「九時一〇分前」よりも合理的でわかりやすい。