あかべっそ (愛知の方言)
皮膚の赤むけ状態。 こけてあかべっそになってまった(転んで赤むけになってしまった)
あまみ (富山の方言)
火に当たって、皮膚にできる斑点。 あまみができてしもた(火だこが出来てしまった)
いら (長崎の方言)
お盆すぎの海で人の皮膚をさすクラゲ。 いらの出るけん、盆すぎにゃ泳がんとよ(クラゲが出るから、お盆過ぎには泳がないのよ)
うがす (岡山の方言)
剝がす。剝く。 いまー、蒸してから、かわーうがすんじゃ(芋は、ふかしてから、皮を剝くんだ)
おにがらむす (宮城の方言)
カブトムシ。 きんな、おにがらむすしぇめできた(昨日、カブトムシを捕まえてきた)「鬼殻〈鬼皮〉」は「玄蕎麦の黒い殻」を言う。「おにむす」とも。
がんび (北海道の方言)
白樺の木やその皮。 むかしはがんび、すとふのたきつけにしたもんだ(昔はがんびをストーブのたきつけにしたものだ)「すとふ」は古い言い方。
ぐるめ (愛知の方言)
〜ごと。 皮ぐるめ食べてまった(皮ごと食べてしまった)三河では「さら」「ぎし」。
さかむけ (奈良の方言)
手の爪の付け根の皮膚が細長くむける症状。 あんたは親不孝やさかいにさかむけいくねんで(あなたは親不孝なので、手の爪の付け根の皮膚が細長くむけるだよ)
〜さら (静岡の方言)
〜ごと。〜まで。 みかんをかわさら食う(ミカンを皮ごと食べる)東部では「〜まし」とも。
さんしん (沖縄の方言)
三線。三味線。蛇皮線。 さんしん ひち はねーかすん(三線を弾いてにぎやかにする)