がっぱんなる (石川の方言)
一所懸命になる。 がっぱんなって走って、何しとらん(一所懸命になって走って、何をしているんだ)
がんこ (石川の方言)
程度の甚だしい様子。 今日は魚、がんことれたじー(今日は魚がたくさんとれたよ)
きときと (石川の方言)
元気なさま。魚介類の新鮮なさま。 とれたばっかやさけ、きときとの魚やぞ(とれたばっかりだから、新鮮な魚だよ)
きんかんなまなま (石川の方言)
雪道が凍ってつるつるの状態。 道、きんかんなまなまんなっとっさけ、気ーつけて(道の雪が凍ってつるつるになっているから、気をつけて)
くどい (石川の方言)
塩辛い。 こんなくどいもんな、体によーないガや(こんなに塩辛いものは体によくないんだ)能登では「からい」。
〜け (石川の方言)
〜かい〈親愛の意を込めた疑問の終助詞〉。 この服、ちょっと着てみていーけ(この服をちょっと着てみていいかい)
けんけん (石川の方言)
先が尖った状態。 鉛筆の先、けんけんにけずった(鉛筆の先を鋭く尖った状態に削った)若い世代では「ぴんぴん」とも。
こけ (石川の方言)
きのこの総称。 山行くゲんたら、こけ、たーんと取ってきてや(山へ行くんだったら、きのこをたくさん取ってきてよ)奥能登では「みみ」とも。
こそしー (石川の方言)
くすぐったい。 そんなことしたら、こそガしーガいや(そんなことをしたら、くすぐったいよ)「こちょガしー」「こそばい」「こそばしー」「こちょばしー」などとも。動詞「くすぐる」は「こそガす」。
こーか (石川の方言)
小・中学校の通学区域。学区。 あんたさん、どこの校下やったんや(あなたはどこの学区だったの)