けっぱんずく (岡山の方言)
つまずく。 こねーだ、うちのじーさんが神社の石段にけっぱんずいたんじゃー(この間、うちのおじいさんが神社の石段につまずいたんだよ)
こかす(1) (高知の方言)
崖や段から落とす。 この石をこかいてくれ(この石を突き落としてくれ)
こーへた (鳥取の方言)
大人びた。 この蛇はこーへたやつだ。石をかっけてもびくともせんわい(この蛇は老成したやつだ。石を投げてもびくともしないよ)
しね (青森の方言)
かたい。 このいがしねくてかじらえねじゃ(このイカかたくて嚙めないよ)石のようなかたさではなくイカのような嚙み切りにくいかたさ。
すばだかげる (岩手の方言)
柿や栗などの実を、手頃な短い棒切れや石などを投げつけて落とす。 さおつかえば、えだっこいだめるはんて、ずばだかげで、うめぐおどせよ(竿を使って落とすと、枝を折ったりするので、石を投げて落としなさいよ)
たわ (島根の方言)
峠。谷間。 となりのむらは、あんたわのむこーにあーます(隣村はあの峠の向こうにあります)石見では「たお」とも。
ちゃがまる(1) (高知の方言)
壊れる。 石の上に落といたき、せっかくもろーたとけいがちゃがまった(石の上に落としたからせっかくもらった時計が壊れた)
ばば (鹿児島の方言)
通り。 たかんばば(高見馬場〈地名〉)いないばば(稲荷馬場〈地名〉)せんごっばば(千石馬場〈地名〉)江戸時代、武士が乗馬をしたり馬をつないだりした場所。
ふくぞむ (福岡の方言)
はいつくばう。 いしろーろーのしたい、わくろのふくぞーろるばい(石灯籠の下にがま蛙がはいつくばっているよ)
めめず (埼玉の方言)
みみず。 石をどかすとめめずがいっぺーいたいな(石をどかすとみみずがたくさんいたよな)