うたちー (福岡の方言)
汚い。卑劣な。 そんなうたちーもん、いらうな(そんな汚いものを触るな)あん人のすることは、うたちー(あの人のすることは卑劣だ)
うわめくる (福岡の方言)
ずるく怠ける。 うわめくるとが、じょーず(要領よくなまけるのがうまい)仕事をするようなふりをして人の目を盗んでなまけることをいう。
おろいー (福岡の方言)
悪い。物憂い。 そげなことゆーたち、もーおろいーけやめた(そんなこと言ったってもう気が進まないから止めた)西部・南部では「おろよか」。
ぐらぐらこく (福岡の方言)
頭に来る。 もー、たいがいぐらぐらこいたばい(もういい加減頭にきたよ)「はらかく」よりも強いが「ぞうのきりわく」よりは弱い。
そーつく (福岡の方言)
歩き回る。 明月様ゆーてから、お重箱もって村じゅーそーつきよった(明月様といって重箱を持って村中を歩き回った)
〜ち (福岡の方言)
伝聞。 もーでけたち(もうできたって)
びったれおどし (福岡の方言)
初秋の冷気。 びったれおどしがくる(晩夏・初秋のころの冷気が来て初冬のしたくを急がせる)「びったれ」は「無精な女」の意。