あが (和歌山の方言)
自分。 あがのこと、いわれたーるともしらんと(自分のことを言われてるともしらずに)
いずまかす (岐阜の方言)
あぐらをかく。 まあ、うちのつもりで、いずまかしとくれ(まあ、自分の家のつもりで、あぐらをかいて下さい)
いちがいこき (新潟の方言)
頑固に自分の主張を押し通す人。 あらいちがいこきらすけ(あいつは頑固者だから)
うっしょやみ・うっしゃやみ (香川の方言)
病的な潔癖症。自分だけ潔癖症だと思っている。 あの人は、うっしょやみでいかん(あの人は、自分だけが清潔だと思い込んでいる)
おーばかる (愛知の方言)
広く陣取る。 荷物をいっぺぁー横におぇーて、おーばかってござる(荷物を一杯横に置いて、自分一人で広く陣取っている)
こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
さしくる (山口の方言)
都合をつける。 さしくっていく(都合をつけて行く)自分に都合よくする意でも。「羊羹をさしくっちゃろー羊羹を多めに取ってやろう」
しょーやくする (鳥取の方言)
始末する。調理する。 魚を獲ったら、てめーでしょーやくせーよー(魚獲ったら、自分で調理しなさいよ)
じなくそゆー (鳥取の方言)
無理をいう。片意地を張る。 やつは自分の意見が通らんといって、いっつもじなくそゆってだだをこねる(あの男は、自分の意見通らないといって、いつも片意地張って駄々をこねる)
だんさん (島根の方言)
旧家や特定の職業の男性。 むかしゃー、だんさんばっかーが、わしゆーてのー(昔は、旧家の旦那さんだけが、自分のことを「わし」と言っていた)