あいやこ (奈良の方言)
共有。 荷物がふえてもなんぎやさかいに、この道具、あいやこしょーか(荷物が増えても困るので、この道具、共有しようか)
えらい (山梨の方言)
大変だ。 荷物ん多くてえらいら、私ガ持つじゃん(荷物が多くて大変でしょう、私が持ちますよ)
おーばかる (愛知の方言)
広く陣取る。 荷物をいっぺぁー横におぇーて、おーばかってござる(荷物を一杯横に置いて、自分一人で広く陣取っている)
かたぐ (広島の方言)
〈荷物を一人で〉肩に担ぐ。 材木をかるがるとかたいでいきよる(材木を軽々と担いで行きつつある)
かるう (福岡の方言)
おぶう。背負う。 まごばかるーて、どこいきよんしゃーと(孫をおぶってどこに行くの)にもつばかるーて、いきよんなさった(荷物を背負っていらっしゃるところだった)
こんきー (愛知の方言)
疲れる。 荷物をよけ持ちすぎてこんきーな(荷物をたくさん持ちすぎて疲れるね)
たぐ (山形の方言)
持って移動する。 このにもづ、えぎまでたガえでけねが(この荷物を駅まで持って行ってくれないか)
たんく (福島の方言)
持ち上げる。 この荷物は重いがら、両手でたんガげ(この荷物は重いから、両手で持ち上げろ)「たガく」とも。
ぶるさげる 【ぶる下げる】 (東京の方言)
「ぶらさげる」の転。 荷物をぶるさげて
よじける (群馬の方言)
よろける。 重くもねーのにかろーとしょーがよじけて歩いただよ(重くもないのに荷物背負いの衆が重い物が入っているかのようによろけて歩いだのだよ)