いつのかまにか (神奈川の方言)
いつのまにか。 おれの手袋よー、いつのかまにか、めーなくなっちゃったーよー(私の手袋がね、いつのまにか見えなくなってしまったよ)
おしし(ぴっとろ) (愛知の方言)
蜜柑の袋をむいた状態。 おししぴっとろにして食べさせよか(蜜柑の袋をむいて食べさせようか)主に幼子にいう。
かえこと (奈良の方言)
交換。 わしの福袋とおまはんの、かえことしてんか(私の福袋とあなたのを交換してよ)
かちける (茨城の方言)
かじかむ。 てぶぐろしてねーど、てガかちけてしょーねーよ(手袋してないと、手がかじかんでしょうがないよ)
けいぎ (宮城の方言)
体裁。見栄え。 ふぐろでぁけいぎわりいがら、はごさいれでけさぇ(袋では体裁が悪いので、箱に入れてください)
さす (和歌山の方言)
はめる。 ひやこいさか、てふくろさした(冷たいから手袋をはめた)
〜し〜 (愛媛の方言)
〜できるだけ〜。 袋にいれられしいれて持っといに(袋に入れられるだけ入れて持ってお帰り)
しみっぱれ (岩手の方言)
霜(しも)焼(や)け。 てぶくろさねば、しみっぱれになるぞ(手袋をしないとしもやけになるよ)
そそくる・そそくう (愛知の方言)
〈衣類を〉繕う。 よーなびで足袋をそそくったわ(夜なべ仕事で足袋を繕ったよ)東三河では「そこばう」。
ちゅーぶ (福井の方言)
輪ゴム。 お菓子しみるさけ、袋の口ちゅーぶでとめときね(お菓子が湿気ないように袋の口を輪ゴムでとめておきなさい)